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現在香港と呼ばれている地名は、九龍、新界、香港島などの200余の島を含めてそう呼ばれています。
香港=HongKongの名前の由来は諸説ありますが、もっとも有力な説は、「香木の港」説です。香港の南側に位置し、水上レストランで知られるアバディーンの港。その中国名は「香港仔」(ヒョンゴンジャイ)=「香港の子供」という意味ですが、ここは漢の時代、香港全土で盛んに栽培され、中国本土の公州方面へ向けて出荷されていた香木の積み出し港でした。
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香木の香り漂う港は、いつしか「香る港」(ヒョンゴン)と呼ばれ、それが香港全体の呼び名になったのだと言われています。その音を綴ったのが、「Hong
Kong」という訳です。
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マカオという名はポルトガル人が来てからついたもので、もともと中国人はこの地をHou
Kong, Hoi Keangと呼んでいました。それを16世紀にポルトガル人がやってきた時、ここの地名を地元の人に尋ねると、漁民たちの守護神のいる海、「アマガオ」と答えたため、ポルトガル人が
「Amacau」と発音し、やがて「A」がとれて「Macau」になったのが始まりといわれています。
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教会は、17世紀初頭にイタリア人修道士によって設計され、完成当時は東洋で最も壮大で美しい教会だったといいます。
1835年教会は火事に見舞われ、建物正面の数カ所の壁と階段を残して焼失しました。
焼け跡は長い間そのまま残されていましたが、1990年から1995年にかけて大規模な発掘調査が行われました。正面は天辺に十字架をいただく5段構成で、キリストの少年像や聖母マリア像、イエズス会の聖人像などが据えられています。聖母マリアを取り巻く花の彫刻は、牡丹は中国の、菊は日本の、建設に貢献したキリスト教徒の存在を表すとされています
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南灣湖の埋め立て地域に、2001年12月19日にオープンしたマカオタワーは、マカオの街から中国本土、そしてパールリバーを越え香港はもとより、遠く55km先の地平線までが見渡せる338メートルのタワーです。
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